薄毛の指標と自己分析

薄毛の現状を冷静に判断して受け入れるために

ノーウッド分類と薄毛のセルフアセスメント

薄毛の状態は、自分では冷静に捉えにくいものです。まだそれほど薄毛が進行していないのに、薄毛に過敏に反応して、薄毛対策に熱心に取り組んでいる人がいます。逆に、薄毛がかなり進行しているのにも関わらず、頭頂部から頭を覗き込む習慣がないため、いつまでも薄毛の深刻さに気づいていない人もいます。私もそうですが、大抵の場合は髪の量を過大評価しており、まだ以前のように髪が残っていると思いがちなのではないでしょうか。しかし、まずは現状を冷静に判断して受け入れることができないと、何事も改善することができません。

男性型脱毛症を冷静に測定する際に便利な指標はノーウッド分類です。以下にノーウッド分類の7段階を説明します。

ノーウッド分類 レベル1

薄毛が始まっていないか、ほとんど始まっていない。

ノーウッド分類 レベル2

生え際から薄毛が始まっているが、見た目の問題は無い状態。18歳から40歳の男性の多くがレベル2までに分類される。

ノーウッド分類 レベル3

生え際から徐々に薄毛が目立ってくる状態。

ノーウッド分類 レベル4、5

薄毛が生え際から頭頂部にかけて進行している状態。年を取れば取るほどこのタイプの割合が多くなる。

ノーウッド分類 レベル6、7

とても薄毛が進行している状態。レベル7は30歳未満には見られない。60歳以降の男性の中では、このタイプも普及している。

  
上記のノーウッド分類はオリジナルの西洋版で、アジア版に改定されたものもありますが基本は変わりません。この分類は7段階しかなく単純なものですが、薄毛を測る指標としては世界共通言語となっているため、自分がどこに分類されるかを知っておくことは、薄毛対策を考える際には重要です。

7段階しかないノーウッド分類でも、自分では冷静に判断できない可能性があるので、他人から冷静な意見をもらうほうがよいと思います。私は薄毛対策サービスをいくつか体験した際に、自分のノーウッド分類レベルを聞いてみました。自分ではレベル4か5か迷っていたのですが、他人から見るとはっきりとレベル5であることが分かりました。

ノーウッド分類以外にもう一つ役に立つ薄毛指標があります。それは、残っている髪のパーセンテージです。薄毛になる以前を100%として、現在何%残っているかを測ります。これは専門の人にみてもらうしかありませんが、自分でも大体わかります。

通常薄毛に気づきだすのが70%を切ったあたりからで、50%を切ってようやく他人が薄毛に気づく程度になります。50%も髪が無くなっているということは、かなり薄毛が進行しているということですが、見た目にはそれほど深刻ではありません。それだけ、薄毛に気づくのが遅くなるということがいえます。

他人や専門家に見てもらえない場合は、まずデジカメを使って写真を撮り、セルフアセスメントすることをおすすめします。なるべく電気の真下に行って、自分で手を伸ばして頭頂部を上から撮影します。自分の声を録音して聞いてみたらまったく違ったという経験をした人も多いと思います。真上から撮影された自分の頭皮も、同じように違和感をあたえると思います。

頭頂部は自分で見ることはありませんが、普段の生活では色んな人に見られています。電車で座っているときや、エスカレーターで下っているとき、ジムでストレッチしているときも、他人は頭頂部を見ることができます。デジカメで撮影する際には、普段鏡で見ている正面の角度からも撮影してください。そうすることで、デジカメの写り方のせいで頭頂部だけが薄くとれたわけではないことがよく分かります。